2023年03月20日

人工芝を業者に依頼したときの価格は?DIYとの比較も!

人工芝敷設を業者に依頼しようとしているとき、特に気になるのは価格です。

「自分で人工芝を敷いた方が安いだろうけれど、クオリティを考えると業者に依頼したい」
「あまりにも高額だったら人工芝以外の選択肢を考えた方がよいかもしれない」
と感じる方も多いでしょう。

今回は、人工芝の敷設を業者に依頼したときの価格相場を紹介します。
DIYしたときの価格とも比較していくので、業者に依頼するのかDIYするのかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
芝敷き業者

■人工芝を業者に依頼した場合の価格

人工芝を業者に依頼した場合、施工価格として1㎡あたり4,000円から7,000円程度かかるのが一般的と言われています。

つまり、庭が広くなればなるほど価格が増すとイメージしておきましょう。
また、施工場所が庭なのかベランダなのか、下地がコンクリートなのか土なのかによっても見積もり額は変動します。

 

加えて、人工芝・整地に使う砂・扱う機材・作業にあたる人員の人件費などが加算されます。
人工芝には1㎡あたり2,000円から4,000円くらいの費用感をイメージしておくとよいですが、人工芝の質により大幅に変動してしまうのが注意点です。
青々とした緑が続き光の反射が少ない質の良い人工芝であれば、1㎡あたり5,000円から8,000円程度することもあります。

 

反対に、ホームセンターなどで安価に売っている人工芝であれば、1㎡あたり3,000円程度に抑えられるかもしれません。
ただし、その分芝同士のつなぎ目や凸凹が目立ちやすい、劣化が早い、手触りが固くて運動や遊びに不向きなどのデメリットがあります。

業者から人工芝を買えるのか、それとも自分で指定した人工芝を使えるのかによって変わる部分でもあるので、事前に相談しておくとよいでしょう。

 

■人工芝をDIYした場合の価格

人工芝をDIYした場合、人件費を度外視して考えるのであれば人工芝や整理に使う砂の費用しかかかりません。
人工芝に1㎡あたり2,000円から4,000円、防草シートに1㎡あたり500円、下地材に1㎡あたり500円、釘などに1,000円程度をイメージしておきましょう。

 

なお、転圧機をレンタルしたりスコップから買い揃えたりするのであれば、その分の費用が加算されます。
親戚や友人に手伝ってもらう場合は、謝礼も含めて少し余裕のある予算を準備しておくとよいでしょう。
結果として、金額だけ見ると業者に依頼するよりDIYの方が安く済むことがわかります。

 

■業者に頼むのとDIY、それぞれのメリット・デメリットは?

金額だけ見るとDIYの方がメリットに感じますが、それぞれにメリット・デメリットがある点に注目しておきましょう。
下記では、業者に依頼する場合とDIYする場合のメリット・デメリットを解説します。

 

【業者に依頼するメリット】

・雑草が生えにくい下地を整えてもらえる
・水はけのよい下地を整えてもらえる
・人工芝の選定を手伝ってもらえる
・人工芝全体の寿命を延ばせる
・アフターケアが丁寧な業者が多い
・剥がした人工芝や除草シートの処分を依頼できるケースがある
・手間と時間がかからない

 

業者に依頼するメリットは、スピーディーかつ確実に人工芝を敷設できる点にあります。
プロに丸々お任せできれば、当然ながらDIYよりクオリティの高い人工芝が作れるでしょう。
見た目の綺麗さはもちろん、長期的に使用していて気付く雑草の有無・水はけの良し悪し・安定性などを重視できます。

 

また、アフターケアが万全な業者であれば、万が一人工芝が浮いてしまった場合に無料でメンテナンスしてくれたり、人工芝をやめたときに材料を処分してくれたりするケースがあります。
トラブルが起きてから初めて業者を頼る場合、状況の把握から始めなくてはいけないため却って高額になりやすい場合あるので注意しておきましょう。

業者が工事している間は当然自分の手が空くので、仕事・家事・育児・介護などで忙しい家庭にもおすすめです。

 

【業者に依頼するデメリット】

・お金がかかる
・庭などの状態次第ではさらにコストが加算される
・業者の都合に合わせて工事が始まる可能性がある

 

業者に依頼するデメリットは、何よりもお金がかかることにあります。
DIYであれば最低限の材料費だけで済みますが、業者に依頼する場合はもちろん人件費がかかります。
地盤の状態が悪かったり、天然芝から総張り替えしたりする場合は、さらに工賃がとられてしまうこともあるでしょう。

 

人気の業者であればスケジュールが詰まっており、工事日を指定されることがあるかもしれません。
基本的に家主が在宅している方が望ましいことを考えると、平日日中などにスケジュールを確保する必要が出てくる可能性もあります。
オプションや材料費も含めたトータルでの見積もりを出してもらえるか、スケジュールの希望にどの程度対応してもらえるかなどを基準に、業者選びする手間もかかります。

 

【DIYするメリット】

・お金がかからない
・自分のこだわりを追求できる
・DIYする過程そのものが楽しい
・人手を集められれば意外と手間がかからない
・人工芝の敷設範囲が狭いときに向いている

 

DIYのメリットは、何よりもお金がかからないことにあります。
良い人工芝を安価に購入できれば、クオリティを担保しながらコスパよく人工芝を敷けるでしょう。

また、もともとDIYが好きな人にとってはDIYの過程自体も楽しく思えるものです。
親戚や友人など人手を集めて天気のいい日に実行すれば、思ったより手間や時間がかからないかもしれません。

 

他にも、ロール型の人工芝が要らないサイズ(ボックス型の人工芝で済むサイズ)の敷設であれば、あえて業者に依頼せずDIYにする家庭も増えています。
細かい作業が必要なく万が一剥がれてしまっても自分で再敷設しやすい範囲であれば、思い切ってDIYに挑戦してもよいでしょう。

 

【DIYするデメリット】

・手間と時間がかかる
・人工芝の寿命が短くなる
・トラブルが起きたときに却って費用が高くなる可能性がある
・水たまりやぬかるみなど使いづらい人工芝になりやすい

DIYによる人工芝敷設は知識のない素人でも挑戦しやすい方法ですが、プロの業者と比べるとどうしてもクオリティに差が出てしまいます。
一見綺麗に敷けたように感じても、長年使っているうちに雑草が生えてきたり、シートが剥がれたりして人工芝の寿命が想定以上に縮まるかもしれません。

 

また、水たまりやぬかるみが生じて人工芝が浮いてしまうなどトラブルも発生しやすくなります。
トラブルが起きてから業者を頼ることもできますが、人工芝を一度完全に剥がしてやり直すなど、却って手間もお金もかかってしまう可能性があるので注意しておきましょう。

 

自分ひとりでDIYする場合、数日に分けてやる必要があるため天気に合わせてスケジュールを確保するなどの工夫も求められます。
天然芝

■まとめ

材料費も人件費も含めて考えると、人工芝の敷設を業者に依頼した場合の費用は1㎡あたり15,000円から20,000円程度をイメージしておくとよいでしょう。
DIYの場合は材料費だけが発生するため、7,000円から10,000円程度になることが多いでしょう。
庭の面積に応じて工賃がかかることを考えると、広い庭をDIYする方がよりコスパに優れることがわかります。

 

ただし、クオリティや長期的な利用に耐えられる人工芝を重視して、あえて業者に頼む家庭も多いものです。
業者に依頼する場合は、実績などを確認して比較検討した上で選択することが大切です。
金額だけでなくメリット・デメリットも比較しながら、満足のいく方法を選択していきましょう。

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