2022年08月26日

庭の砂利は自分で敷ける?業者に頼む場合と比較!

大型のホームセンターや資材業者では砂利を個人向けに販売していることが多く、「自分で砂利敷きの庭を完成させられるのでは?」と考える方もいるでしょう。
手間と時間をかければ不可能ではありませんが、それでも業者に頼むメリットがあることも事実です。

今回は、庭の砂利は自分で敷けるのか検討していきましょう。
業者に頼む場合と比較したメリット・デメリットも紹介します。

 

 

■庭の砂利は自分で敷ける!

結論からお伝えすると、庭の砂利は自分で敷けます。
ただし、それなりの手間がかかることは覚悟しておきましょう。
どんな砂利素材を使いどの程度の広さなのか、どんなデザインに敷き詰めるか次第で方法は変わってきますが、下記ではおおまかな流れを説明します。

 

1.砂利の種類・量を決める

どの範囲に砂利を敷き詰めたいか計算し、およそ3~5cm程度の厚みになるよう必要な砂利を手配します。
砂利は踏み続けられることで少しずつ移動いていくため、1層敷き(1~2cm)のような薄い状態だと砂利の多い部分・少ない部分が目立ってしまうため注意しましょう。
水はけの良さなど砂利特有のメリットもあまり感じられなくなることを考えると、ここはコストをかけてでも厚めに敷くことをおすすめします。
砂利は、大型のホームセンター・建材屋・通販などで入手できます。
建材屋であれば自宅に直接配送してくれたり必要量を見繕ってくれたりすることもあるため、相談してみると良いでしょう。

 

2.整地する

転圧機を使い、地中にある空気を抜いていきます。
足で直接踏みつけて空気を抜くこともできますが、踏みしめが弱かったり踏みが浅い場所があったりするとムラになるため注意しておきましょう。
このステップを入念におこなっておくことでくぼみや凹凸がなくなり、砂利を敷いた後の美しさや偏りのなさに貢献してくれます。
また、雑草・石・ゴミがあればあらかじめきれいに取り除き、土地の高さに偏りがあれば調整します。
防草シートはこの段階でしか敷けないため、雑草対策したい方はあらかじめスケジュールに余裕を持っておきましょう。

 

3.砂利を敷き詰める

運搬用の一輪車とスコップを使い、順々に砂利を敷き詰めます。
相当な体力仕事になることが予想されるため、日が昇り切っていない午前中から作業を開始したり家族・知人・友人に依頼して人手を確保したりするのが理想です。
偏りが出ないようならし、整えたら終了です。
飛び石を置きたいときは防草シートに飛び石分の穴を開け、先に配置してから砂利を敷き詰めると良いでしょう。
アプローチ前の目地などにも防草対策したい場合、早めの段階で防草シートを切り抜くなど対策しておくことをおすすめします。
いずれの場合でも砂利を敷き終わった後に変更することは相当な労力を伴うため、事前に手順をしっかり可視化しておきましょう。

 

■自分で砂利を敷くメリット

ここからは、自分で砂利敷くメリット・デメリットを解説します。
まずはメリットから紹介するので、今後DIYをご検討の方は目を通してみましょう。

 

業者に依頼するより安く済む

自分で砂利を敷く最大のメリットは、業者に依頼するより安く済むことです。
外構業者に依頼した場合、広さや使う砂利の種類にもよりますが10万円以上かかることがほとんどです。
家づくりは庭だけでなく建物そのものや玄関周り・カーポートなども整える必要があり何かとお金がかかるからこそ、なるべく安く済ませたいと考える人が多いでしょう。
リフォームのときも同じく、コストを抑えられればその分のお金を他に使えます。
そのためコスト面でのメリットを重視してDIYする方は少なくありません。
また、建材屋で砂利を調達すればホームセンターやネットでの購入以上にコストを抑えられることもあるでしょう。
直接家に搬入してくれる建材屋であれば砂利を運ぶためのレンタカー代も浮かせられるため、一石二鳥といえるでしょう。

 

楽しみながら庭づくりできる

自分で砂利を敷くことそのものを楽しめる場合、家づくりが大きな思い出になることもあります。
例え多少時間と労力がかかっても、「あの時は苦労したね」と家族の間で思い出話にする貴重な機会ともいえるでしょう。
家への愛着もわきやすく、次回リフォームなどで雰囲気をガラッと変えたいときも1回目の経験が役立つかもしれません。
また、あまり凝ったデザインにはせずシンプルな砂利敷きにしたいときにもおすすめです。
無理なくできる範囲でDIYするのであれば、良い思い出となるでしょう。

 

■自分で砂利を敷くデメリット

反対に、自分で砂利を敷くデメリットにも触れておきましょう。
安易にDIYして後悔することのないよう、下記をチェックしておくことをおすすめします。

 

手間がかかる

前述の通り、砂利を自分で敷くためには複数のステップを経る必要があります。
砂利を敷く範囲次第では数トン単位の砂利を扱うことになるため、トラックと往復しながら運ぶだけでも相当な労力がかかるでしょう。
力仕事であり細かな敷き詰めなど繊細な要素も含まれるため、数時間続けているうちに飽きたり嫌になったりするかもしれません。
数日がかりでやる場合は天気にも配慮しなければならず、思うようなスケジュールで進まなかった場合のリスクも承知しておく必要があるのです。

 

意外と安く済まない可能性がある

自分で砂利を敷くことでコストは大幅に安く抑えられると思いがちですが、意外にも安く済まない可能性があることも知っておきましょう。
砂利の相場を知らないまま購入した場合、キロ単位の価格が高くなっていることに気づけません。
本来であればもっと安く仕入れられたものを、高く買ってしまう恐れがあるのです。
また、転圧機・大型トラック・スコップ・トンボ・レーキなど一般家庭にはない道具を使うこともあり、レンタル費用が嵩むかもしれません。
砂利の相場を知って正しく比較・検討することに加え、関連費用も含めたトータルコストを試算することを意識してみましょう。

 

失敗したときのリスクが大きい

砂利は一度敷き詰めてしまうと、全てを取り除いてやり直すのは非常に困難です。
整地が甘くて凸凹感が出てしまった場合、砂利が移動しやすくなるため時を経るにつれさらに目立ってしまいます。
防草シートのピン打ちや敷く範囲が適切でないと、想定していたような防草効果が得られずどんどん雑草が出てきてしまうかもしれません、
却って数年後のメンテナンス費用が膨らむ可能性も考え、ある程度のクオリティを担保できる自信が出てから挑戦するのが理想です。

 

■自分で敷かない場合の方法は?

自分で砂利敷きするのはリスクだと感じる場合、やはり無難に業者へ依頼した方が良いでしょう。
評判の良い外構業者に依頼すれば、プロが確実なクオリティで砂利敷きしてくれます。
造園資材の多い建材屋と提携していることもあり、ホームセンターやネットでは見つかりづらい種類の砂利を紹介してくれるかもしれません。
自分では思いつかないデザインを提案してくれるなど副次的なメリットもあるため、どちらにしても一度相談しておいて損はなさそうです。

 

 

■まとめ

庭に自分で砂利を敷くことは可能ですが、相当の体力・時間がかかります。
1日以上を費やして作業するのと、プロに頼んで手っ取り早く終わらせてしまうのと、どちらがよりメリットがあるか検討しておく必要があるでしょう。
造園資材館では、ご自身で砂利を敷きたい方向けの選定やアドバイスをおこなっています。
1万点を超える造園資材があり砂利以外のご相談も承っているため、お気軽にお問い合わせください。

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