2022年08月26日

玉石は一般家庭以外にもおすすめ!具体例10選

玉石は一般家庭のアプローチ・庭・駐車場以外でも施工事例が多いことをご存じでしょうか。
家づくりやリフォームのときは一般家庭の事例を中心にチェックしがちですが、他の場所での事例に目を向けてみることで意外な活用方法が見えてくるかもしれません。

今回は、一般家庭以外に玉石を使った事例を紹介します。
どんな雰囲気にできるかもご紹介しますので、参考にしてみましょう。

 

 

■庭園・公園

庭園・公園などは特に玉石が使われることが多い場所です。
日本庭園のように和を感じる場所では、飛び石の周りに玉石が敷いてあるシーンをよく見かけることもあるでしょう。
植え込みの下部分や池の周辺に玉石を使うことも多く、昔ながらの日本らしさを演出できます。
明るい色合いの玉石を使った洋風の庭園も、地域住民の憩いの場になるような開けた公園にも使われており、意外に身近な存在だと気が付きます。

 

■博物館・美術館

博物館・美術館では、駐車場・入口周辺・中庭など至るところで玉石を見かけます。
なかには室内に玉石を置いて幻想的な空間を演出している施設もあり、多様な使い方を学べます。
つやのある玉石はライトの光を反射しやすく、スポットライトやダウンライトで照らせば雰囲気が一気に変わることも利点です。
時には展示品だけでなく、インテリアや周りの空間にも目を凝らしてみてはいかがでしょうか。

 

■ホテル・旅館

ホテルや旅館のエントランスなどで玉石を見かけることもあります。
無機質になりやすい部分に玉石など丸みを帯びた石や観葉植物を置くことで、訪れる人の心を癒すような効果が得られます。
長旅で疲れた人がまず腰を下ろすエントランスに玉石が多く使われている理由も、納得できるでしょう。
自然の癒しを取り入れたいときにも相性がよく、純和風から洋風までさまざまなシーンに合わせられることも利点のひとつです。

 

■レストラン・料亭

レストラン・料亭で玉石を使うこともよくあります。
アプローチ部分に使えば来客がある度にじゃりじゃりと音を立ててくれるので、いち早く接客の準備を整えられます。
料理の味や見た目だけでなく、レストランに到着するまでの時間も楽しめるような工夫を凝らせるのです。
また、看板周りをおしゃれに演出することを意識し、植え込みと合わせて玉石を使うなどのアレンジも目にします。
見た瞬間の第一印象も、ゆっくりと料理を楽しめるようなどこか落ち着ける雰囲気になりそうです。

 

■マンションの入り口

マンションの入り口など、住民の憩いの場に玉石を置くことも少なくありません。
一軒家のエクステリア同様、マンションの入り口は建物全体の第一印象を決める場所であることから、玉石を使っておしゃれな場所にしたいと考える施工主が多いのです。
タワーマンションなど大きなマンションでは車寄せや駐車場周りに玉石を使うことも多く、意外な場所で玉石を見かけるかもしれません。

 

■街路樹植え込み

等間隔で植え込まれている街路樹の根本に、玉石が敷き詰められていることがあります。
土を使わないため雨の日でもぬかるみづらく、歩く人への配慮になる工法といえるでしょう。
黒の玉石一色で仕上げればモダンかつ落ち着いた雰囲気に、白の玉石一色で仕上げれば明るく清潔感のある雰囲気に、など街全体のイメージを変えられることも利点です。
木の根が目立ちにくい、虫が発生しづらいなどのメリットもあります。

 

■防災工事

メッシュ状の格子パネルの内側に大きい玉石を入れ込む「ガビオン(ストーン籠・蛇籠)」と呼ばれる工法を使い、防災工事に役立てることも可能です。
河川・海辺・森林・川沿いの公園・土砂滑りが危険視される場所などで使われることが多く、防災性の高さが注目されています。
がっちり固定するためブロック塀のように倒れてくるリスクも下げられることから、地震対策の観点で導入するケースも見られるようになりまた。
独特の荒々しさをあえて活用し、自宅の門柱などに使うご家庭も増えています。
石の雰囲気をしっかり出したダイナミックなご自宅にしたい方は、検討してみると良いでしょう。

 

■温泉・大浴場

温泉・大浴場などに玉石を使うこともあります。
玉石を埋め込んでおけば、水に濡れていても素足で歩いても滑りづらく露天風呂などで活用されていることもあります。
特に凍結が心配される時期には、玉石にしたメリットをより実感できるでしょう。
檜風呂などの木製浴槽にも石で作った浴槽にもマッチしやすく、汎用性の高さも特徴です。

 

■じゃぶじゃぶ池

夏場に子どもが遊べるいわゆるじゃぶじゃぶ池などにも、玉石が使われているケースがあります。
温泉・大浴場のとき同様、濡れても滑りづらくできることが子どもの多い場所での導入の決め手になるようです。
玉石は砂利よりゴツゴツしていないことから、足裏を痛めるリスクも低減できます。
白っぽい玉石を使えば落とし物・ゴミの存在を一目で認識しやすいなど、用途に合わせたアレンジができることもポイントです。

 

■神社・仏閣

神社・仏閣などの参道に玉石があるのもよく見かけます。
石が鳴るきゅっきゅっとした音を風物詩ととらえる方も多く、音を聞いて神聖な気持ちになった経験のある方も多いでしょう。
「玉」に「御霊」をかけたり、「上玉」という言葉がある通り玉石に「美しいもの」「大切なもの」という意味を持たせたりする神社・仏閣もあるなど、玉石が選定されているのはそれなりの理由があることが分かります。
日本では古くから神聖な場所に小さな石を置く風習があることも影響しているようです。

 

■玉石が一般家庭以外にも浸透している理由は?

最後に、玉石が一般家庭以外にも浸透している理由を解説します。
どのようなメリットがあるのか知るために、参考にしてみましょう。

 

景観が良くなる

場所の雰囲気や目指すイメージに合わせた玉石を使うことで、景観を良くできます。
レストラン・ホテル・旅館など常に多数の人が出入りする場所では、お客様が抱く印象を良くするために玉石を使ってデザインが整えられています。
また、マンション・公園・街路樹の植え込みなど生活と密接に関係する場所にも玉石を使い、どこかほっと落ち着けるような空間を作りたいと考える方が多いのです。

 

ヒートアイランド現象を予防できる

玉石を敷くことで水はけを良くし、雨上がりや暑い日のヒートアイランド現象予防に役立てることも可能です。
石と石の間に浸透した水分は少しずつ蒸発してくれるので、地面近くの温度を下げる効果があります。
打ち水の効果を高められる・水たまりや泥はねを予防できるなどのメリットもあり、一石二鳥の素材であるとして導入している施設が多いのだと予想できます。

 

歩いていて滑りづらい

玉石を使うと適度な凸凹感を作れるので、歩いていて滑りづらいことが利点です。
人が多く歩く場所に使えば、事故予防に役立てられるでしょう。
博物館・美術家などの施設のうち屋根がない場所や、小さなお子様が集うじゃぶじゃぶ池などに玉石が使われている理由も納得できます。
タイルなどを使う場合は滑りづらい素材にするなど、利便性も重視して家づくりをすることがおすすめです。

 

 

■まとめ

玉石は一般家庭のみならず各種施設で採用されることも多い素材です。
日常生活のなかで少し周りを見渡し、玉石を探してみると面白いかもしれません。
さまざまな使い方をヒントに自宅をどうアレンジするか決めていくことで、納得のいくデザインが思いつくかもしれません。

最近の投稿
カテゴリー
CONTACT
ご質問やご相談にお答えします。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせの内容に合わせて最適なプランをご提案させていただきます。
TEL:0568-77-2321
FAX:0568-77-0117
アプリ
買い物
© 2020 Taketou syoten All Rights Reserved.